作文でうっかり「想象」って書いて
先生に直されちゃった😩
いっつも間違えちゃうんだよな😥
いい覚え方はないかなぁ
正しくは「想像」だね。
「象」と「像」。
どちらも「ゾウ」と読み、
にんべんを付けるか迷ってしまうね。
でも、覚え方があるから安心だよ!
こんにちは、kurageです!
ということで今回の記事では、「象」と「像」について、使い分けを紹介していきます。
この記事を読むと、、、
・「象」と「像」それぞれの漢字の意味が分かります!
・「象」と「像」を間違わずに使い分けられます!
・「象」と「像」の違いを説明できるようになります!
なお、漢字の基本として「漢字の成り立ち」の記事も公開しているので、よろしければご覧ください。
それではいきましょう!
問題!! 象?像?
突然ですが問題です!
次の〇の部分はそれぞれ「象」か「像」のどちらを入れるのが正しいでしょう?
- いんしょう→印〇
- そうぞう→想〇
- どうぞう→銅〇
- しょうちょう→〇徴
正解は、、、
印象・想像・銅像・象徴です。
さて、このように「象」と書くべきか、にんべんを付けて「像」と書くべきか悩むことが多いのではないでしょうか。
今回は、それぞれの意味や読み方を整理して、もう間違わないようになるために、説明していきます。
まずはそれぞれの漢字の説明です。
「象」
「象」の読み方は音読みが「ゾウ」と「ショウ」。
常用外の訓読みとして「かたち」「かたど(る)」があります。
また、「象」の意味は大きく分けて次の二つです。
- 動物のゾウ。パオーンと鳴くエレファントのこと。
- 形、姿、様子、ありさま。(←訓読みの意味)
そして今回の結論に近いですが、この1・2の意味によって「ゾウ」と「ショウ」の読み方が使い分けられています。
「ゾウ」→1の意味(「象は鼻が長い。」「象牙」)
「ショウ」→2の意味(「印象」「象徴」「現象」「象形」「気象」「抽象」)
「像」
「像」の読み方は音読みで「ゾウ」。
それ以外にも常用外で「象」と同じ読み方がありますが、普通に生活していて出会う「像」は基本的に全て「ゾウ」です。
意味は以下の通り。
- 姿、形、姿形をかたどったもの。
まとめ:「ショウ」は「象」/「ゾウ」はほぼ「像」
それではまとめです。
読み方
「象」と「像」、二つの漢字の読み方で重要なポイント次の二点です。
- 「象」を「ゾウ」と読むときは動物の方
- 「像」は「ショウ」とは読まない
どちらを書くか
そのため「象」と「像」のどちらを書けばよいか迷ったら
- 「ショウ」→「象」
- 「ゾウ」→動物なら「象」/動物以外は「像」
これが今回の結論になります。
いかがだったでしょうか。
読者の皆様ご自身が間違わないだけでなく
「先生」と呼ばれ国語を教える場合にも、ぜひとも参考にしていただけたらと思います。
ちなみに、迷いがちな漢字の覚え方として、「専」と「博」の右上の点について、こちらで紹介しています。よろしければ!
また、漢字の知識を深めるのにこちらの書籍を愛用しており、おすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!
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